2001年9月11日に起きた「アメリカ同時多発テロ事件」によって倒壊した旧ワールド・トレード・センターの跡地に「絶望に負けず、希望を忘れない」という思いが込められた7つのビルを作る計画が発表され、2014年に「ワンワールドトレードセンター」がオープンしました。
このワールドトレードセンターは現在全米一104階建て(541m)の高さを誇るビルとして知られており、最上階にある「ワンワールド展望台」は三大ニューヨーク展望台として知られている有名な観光名所です。
ちなみにこのワールドトレードセンター展望台が出来る前は「
マンハッタンの夜景が作り出すアートを見下ろしにエンパイアステートビルディングに行こう 」で紹介したエンパイアステートビルディングが世界一高い展望台と言われていました。
マンハッタンの夜景が作り出すアートを見下ろしにエンパイアステートビルディングに行こう
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この記事ではニューヨーク市内にある他の2つの展望台とワンワールド展望台を比べて、他の展望台では経験できない、ワンワールド展望台の楽しみ方を紹介します。
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ワンワールド展望台で体験できる最新テクノロジー体験
ワンワールド展望台は2014年に作られたばかりということもあり、最新のテクノロジーが至る所で使われている展望台です。
1:エレベーター内で体験できる最新のテクノロジー 2:展望台に行く前に体験できる最新のテクノロジー 3:展望台フロアーで体験できる最新のテクノロジー
ワンワールド展望台に実際に行った際に特に驚いたのが上の3つの最新のテクノロジー技術です。
1:エレベーター内で体験できる最新のテクノロジー
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このワンワールド展望台と他の展望台の大きな違いは、
ワンワールド展望台の102階まで運んでくれるエレベーターの天井部分に、1500年から現在までのニューヨークの街並みの変化の映像が映し出されることです。
実際にこの映像を見ると「たった500年前のニューヨークがこんな風景だったのか…」と感動します。
2:展望台に行く前に体験できる最新のテクノロジー
エレベーターが102階に到着すると、展望台フロアーに入場する前に「ニューヨーク」がテーマになった映像を5分ほど鑑賞します。映像は目の前の壁に投影されるのですが、この壁のディスプレイは複数のいびつな形をしたディスプレイの組み合わせで、よく見るとこのディスプレイはマンハッタンの摩天楼の形になっていました。
英語での解説等はなく、単純に映像を見るだけなので、どなたでも楽しめると思います。
また、この映像が終わると壁が上に上がり、ニュージャージー側の絶景が一望できます!
ですが、すぐに移動するようにスタッフに誘導されるため、写真撮影をする時間はあまりないと思いますので、展望台フロアーに移動してから写真を撮影しましょう。
3:展望台フロアーで体験できる最新のテクノロジー
100階のメイン展望台フロアーには「City Pulse」という10枚のパネルを使ったマルチディスプレーがあり、ニューヨークの歴史やエリアの紹介をしてくれます。
この「City Pulse」での説明は英語になるので、
もし日本語でワンワールド展望台から見える観光名所の説明が知りたい人は、ワンワールド展望台の説明とワンワールド展望台から見たニューヨークの観光名所の説明を日本語を含む複数の言語で紹介してくれる「ワンワールド・エクスプローラー」というiPadの貸し出しを1台15ドル/2台だと20ドルで一番上のフロアーで貸し出していますので、そちらをご利用ください。
またこの展望台フロアーでは「Sky Portal」というディスプレイが足元に埋まっており、この「Sky Portal」では直径43メートルの円台の上に立つと、ニューヨークの街並みの様子がリアルタイムで映し出されるテクノロジー技術が使われています。
ワンワールド展望台から見た絶景
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102階の展望台フロアーではニューヨークを360度楽しめるパノラマビューを楽しむことができます。
このワンワールド展望台からは、日没後は車などの光が作り出すアートを360度で見ることができたり、天気が良ければ50マイル(約80キロ)先まで見えると言われています。
実際にどんな絶景がワンワールド展望台から見えるかご紹介します。
上の写真は自由の女神があるニュージャージ側の写真になります。自由の女神は小さいですが、3つの展望台の中ではワンワールド展望台が一番近い距離にあるので、望遠鏡などを使って覗くとはっきりと自由の女神が見えます。
ワンワールド展望台からミッドタウン方向を見ると、背が高いビルが少ないので、ダウンタウン側とはまた違った都会の風景が撮影できます。
ワンワールド展望台の日の入り時間の混み具合について
よく日の入り時間に展望台に登る際の混み具合についてお問い合わせをいただきますが、
日の入りの時間帯のワンワールド展望台から見たニューヨークの景色は絶景なこともあり、多くの観光客の方がこの時間に合わせて展望台を訪れます。なので、日の入りの時間に行かれる方は1時間は余裕を持って行くことをおすすめします。
もし、ワンワールド展望台に行く人で時間とお金を節約したい人は「
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ワンワールド・トレードセンター付近で楽しめる他の観光スポット
ワンワールド・トレードセンターの付近には色々なニューヨークの観光スポットがありますので、今日はその中から以下の3つを紹介します。
1:駅を繋ぐ地下道 2:メモリアルプラザ 3:911メモリアルミュージアム
もしワールドトレードセンターのワンワールド展望台に行くのでしたら、今から紹介する3つの観光スポットも一緒に回りましょう。
1:ブルックフィールドプレイスとPATHトレイン駅を繋ぐ地下道
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ワンワールド・トレードセンターの地下と繋がっているブルックフィールドプレイス(旧ワールドフィナンシャルセンター)と、お隣の州、ニュージャージーに行くPATHトレイン駅の間の地下道は、是非訪れてほしい観光スポットの1つです。
白で統一した地下道は、週末は多くの人が訪れますが、時間帯によっては人が少なくなり、この空間自体が不思議な空間に変わります。外のガヤガヤした世界とは違う、白でシンプルに統一された不思議な空間を体験するのも新しいニューヨークアクティビティです。
2:メモリアルプラザ
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メモリアルプラザとは、かつてグラウンドゼロと呼ばれていたワンワールド・トレードセンターに隣接する、緑豊かな公園のエリア一帯を言い、このメモリアルプラザ内に911メモリアル、911メモリアルミュージアムがあります。
外からアクセスすることができる911メモリアルは、毎日多くの観光客の方が訪れており、旧ワールドトレードセンター跡地に建設された慰霊碑には、被害に遭われた約3000名の名前が刻まれています。現在は、ボランティア団体により、犠牲者の誕生日にバラの花が飾られることになっています。
911メモリアルに関しては「
「9.11メモリアル」の長蛇の列に並ばないで入場する方法 」の記事で紹介していますので、ご確認ください。
「9.11メモリアル」の長蛇の列に並ばないで入場する方法
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3:911メモリアルミュージアム
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911メモリアルミュージアムは、テロの脅威を忘れないようにするために、当時の焼け残った階段や遺品が展示されており、当時あの場所にいたような雰囲気に包まれます。 誰もが一度はテレビで見たことがある「あのテロ事件」を実際に自分自身の目で確認したいという方は、ワンワールド・トレードセンター展望台に行かれた際に、911メモリアルミュージアムにも是非足を運んでみてください。
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グランドセントラルからワンワールド・トレードセンター展望台までの行き方
ニューヨークを初めて旅行する方が、迷わずワンワールド・トレードセンター展望台に行く一番いい方法は、マンハッタンで一番大きな駅「グランドセントラル」から地下鉄4番ラインのダウンタウン行きに乗ってFulton St駅で下車し、徒歩(約5分)で行く方法です。
また、ワンワールド・トレードセンターは、自由の女神同様に空港並みのセキュリティーチェックがありますので、スーツケースなど邪魔になるものは持っていかないようにしましょう。
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「ニューヨークでショッピング」と言うと「
ニューヨーク郊外でNo1のアウトレットモールといえばウッドベリーコモンアウトレット 」で紹介したニューヨーク郊外にある「ウッドベリーコモンアウトレット」と思う方もいますが、
実はディスカウントストアはニューヨーク郊外に行かなくてもマンハッタン内にもあります!そのうちの1つが今から紹介する「Century21(センチュリー21)」です。
「Century21(センチュリー21)」はマンハッタン内に2店舗あり、取り扱っているブランド数と品数はニューヨークで1番と言われており、「ケイトスペード」や「マークジェイコブス」などアメリカブランドが半額で購入できます。
そして、「Century21(センチュリー21)」で販売されているのはアパレルだけではなく、スーツケースやキッチン周りの用品、ベット用品などの生活必需品まで幅広いジャンルの商品が格安で販売されています。
「Century21(センチュリー21)」は「ワンワールド展望台」から歩いて5分以内にあるディスカウントストアーです。「ワンワールド展望台」に行かれた後にショッピングを楽しみたい人は是非「Century21(センチュリー21)」に足を運んでください。
オフィスにて「Century21(センチュリー21)」の割引クーポンプレゼント
弊社では
「Century21(センチュリー21)」で利用できる割引クーポン を置いてありますので、ご自由にお取りください。
「Century21(センチュリー21)」で$20以上のお買い物をした方に限り、
レジでお支払いの際にこの割引クーポンをスタッフに渡すと、$5~500の間でランダムに割引額が決まるくじを引くことができ、その当選割引額が引かれた値段でお買い物ができます。
是非「Century21(センチュリー21)」に買い物に行かれる前に割引クーポンを受け取りにきてください!
ニューヨークにある三大展望台
ニューヨークには「エンパイアステートビルディング」「トップ・オブ・ザ・ロック展望台」「ワンワールド展望台」の3つの展望台があり、
どの展望台に行こうか迷っている方は、ミッドタウンのど真ん中からニューヨークを見下ろしたいならエンパイアステートビルディング、ニューヨークらしい迫力ある景色が見たいならトップ・オブ・ザ・ロック展望台、最新機器を使った新しい体験ができる展望台に行きたいならワンワールド展望台というように目的を決めると決めやすいです。
詳しくは「
2019年版!心奪われるニューヨークの展望台3つの特徴を比べてみた 」の記事にまとめてありますので、合わせてお読みください。
展望台に行くオススメの時間帯は日没前です。 日没前に行くことでニューヨークの街が夕陽に染まっていく様子をじっくり眺めることができるだけでなく、車やビルの光が作り出す、どこまでも続く光のアートを見ることができます。